【5月6日 Xinhua News】中国・江蘇省(Jiangsu)宿遷市(Suqian)の駱馬湖沙灘公園でこのほど、同市湖浜新区と日本の鹿児島県南さつま市の関連機関が共同で「第二回駱馬湖国際砂の彫刻フェスティバル」を開催し、「古代シルクロード」をイメージして創作した100基のさまざまな砂像彫刻作品が多くの観光客を魅了している。

 今回のフェスティバルは、海上と陸上の二つのシルクロードを軸に、「一帯一路(Belt and Road)」構想を伝え、沿線諸国の歴史や文化、風習を紹介している。作品の展示エリアは1万5千平方メートル、使用した白砂は約3万トン。日本やオランダなど6つの国と地域から世界的に著名な砂像彫刻家がオンラインで指導し、中国国内の砂像彫刻家30人が丹精込めて合計100基の作品を創作した。

 宿遷市の友好都市、南さつま市の本坊輝雄(Teruo Honbo)市長はビデオ映像を通じてフェスティバルの開催を祝うとともに、両市が今後も互いに協力して、励まし合いながら、交流し友好関係を保ち続けることを期待していると述べた。

 フェスティバルは4月30日から10月31日まで開催され、延べ60万人の観光客を見込んでいる。(c)Xinhua News/AFPBB News