【5月3日 AFP】ドイツのホルスト・ゼーホーファー(Horst Seehofer)内相は3日、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中断しているサッカー同国ブンデスリーガについて、今月中の再開を支持すると話した。

 リーグ再開に関して国内の関係者が3日後に会議を控える中、ゼーホーファー内相は独紙ビルト(Bild)に対し、「リーグ側が提案したスケジュールは妥当だと思うので、5月の再開を支持する」と語った。

 ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は5月中旬から無観客で再開することを推しており、仮に実現すれば欧州の主要リーグでは初となる。

 ゼーホーファー内相は、各チームと選手はいくつかの条件を守らなければならないと強調した上で、「チームや経営陣に一人でも感染者がいる場合は、該当するクラブ全体、そしてひょっとすれば、そのチームが最後に対戦したクラブも2週間の隔離に入る必要がある」とコメントした。

 その一方で、各クラブは一般の国民が手に入れられない特別な検査の権利は与えられないとした。一部のチームは、新型ウイルスの予防策として、所属選手に対して検査を頻繁に実施する可能性を示していた。(c)AFP