【5月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は23万5519人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに195の国・地域で計330万3510人余りの感染が確認され、少なくとも100万3600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 最も被害が大きい米国では、これまでに6万3127人が死亡、108万2411人が感染し、少なくとも15万9663人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万8236人、感染者数は20万7428人。以降は英国(死者2万7510人、感染者17万7454人)、スペイン(死者2万4824人、感染者21万5216人)、フランス(死者2万4594人、感染者16万7346人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの66人。次いでスペイン(53人)、イタリア(47人)、英国(41人)、フランス(38人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2874人、回復者数は7万7642人。

 地域別の死者数は、欧州が14万101人(感染149万5563人)、米国・カナダが6万6589人(感染113万7191人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が1万1548人(感染21万8824人)、アジアが8727人(感染22万7471人)、中東が6791人(感染17万6715人)、アフリカが1645人(感染3万9668人)、オセアニアが118人(感染8086人)となっている。(c)AFP