【5月1日 AFP】米大統領選で民主党候補としての指名を確実にしているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は1日、1993年の性的暴行疑惑について、「決して起きていない」と強く否定した。

 性的暴行を告発したのは、かつて上院議員事務所のスタッフだったタラ・リード(Tara Reade)さん。バイデン氏は「事実ではない。決して起きたことではない」と強調した。

 バイデン氏は、被害の告発から1か月ほど沈黙を保っていたが、リードさんの当時の上司とかつての事務所幹部らが「リードさんが苦情を申し出たり、問題を取り沙汰したりしたことはなかったと明言した」と主張した。(c)AFP