【4月30日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)の秦嶺山脈中腹南斜面に位置する陝西長青国家級自然保護区の野外パトロール隊員がこのほど、定期モニタリング中に、30メートルほどの近距離で野生の亜成体のヒョウと偶然出合い、一眼レフカメラで貴重な高精細画像を撮影した。同保護区の職員がこれほどの近距離で野生のヒョウを観察し、手動で撮影したのは今回が初めて。パンダ国家公園管理局が明らかにした。

 同保護区でヒョウの撮影に成功したのは今回が3回目だが、これまでの2回は赤外線センサー感知による自動撮影だった。ヒョウの行動は謎に包まれており、今回のように野生のヒョウと偶然出合い、これほどの近距離で観察した例はほとんどない。(c)Xinhua News/AFPBB News