【4月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は21万4451人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計306万8330人余りの感染が確認され、少なくとも84万300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。

 最も被害が大きい米国では、これまでに5万7533人が死亡、100万3328人が感染した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万7359人、感染者数は20万1505人。

 以降はスペイン(死者2万3822人、感染者21万773人)、フランス(死者2万3660人、感染者16万8935人)、英国(死者2万1678人、感染者16万1145人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの63人。次いでスペイン(51人)、イタリア(45人)、フランス(36人)、英国(32人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は前日と同じ4633人、感染者数は前日から6人増の8万2836人。

 地域別の死者数は、欧州が12万8706人(感染142万95人)、米国・カナダが6万462人(感染105万3143人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が8912人(感染17万8627人)、アジアが8252人(感染21万723人)、中東が6507人(感染16万3552人)、アフリカが1502人(感染3万4155人)、オセアニアが110人(感染8041人)となっている。(c)AFP