【4月29日 Xinhua News】中国・江西省(Jiangxi)は26日、貧困状態にあった最後の7県が国の貧困区域リストから外れたと発表した。

 これにより、江西省の25の県がすべて貧困から脱却した。2020年末までに絶対的貧困をなくすと国が尽力してきた中での快挙だ。

 地方の貧困撲滅を目指して2016年4月に設立された国のメカニズムは、県内の貧困人口が2%未満になればリストから外れる可能性があるとしている。中国西部では、この基準は3%未満に緩和される。

 江西省の貧困対策部門によれば、同省は、住民が再び貧困に陥ることがないよう、引き続き貧困軽減措置をとっていく。(c)Xinhua News/AFPBB News