【4月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は20万4696人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計292万9630人余りの感染が確認され、少なくとも79万7800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。

 最も被害が大きい米国では、これまでに5万4175人が死亡、95万6292人が感染した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万6644人、感染者数は19万7675人。

 以降はスペイン(死者2万3190人、感染者20万7634人)、フランス(死者2万2856人、感染者16万2100人)、英国(死者2万732人、感染者15万2840人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土ではこれまでに4632人の死亡と8万2827人の感染が発表された。26日の新規感染者は11人のみだった。

 地域別の死者数は、欧州が12万4091人(感染136万8407人)、米国・カナダが5万6811人(感染100万2932人)、アジアが7993人(感染20万1605人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が7985人(感染16万2066人)、中東が6296人(感染15万5102人)、アフリカが1412人(感染3万1514人)、オセアニアが108人(感染8013人)となっている。(c)AFP