【4月26日 CNS】中国・湖北省（Hubei）宜昌市（Yichang）の長江（揚子江、Yangtze River）の岸辺の「長江希少魚類放流ポイント」で22日、1万匹の大小入り交じったカラチョウザメの交配種第二代が、長江に帰り、その懐に抱かれた。

　カラチョウザメは地球上で最古の脊椎動物の一つで、その生息は今から1億4000万年前までさかのぼることができる。科学や生態研究で重要な価値を持つ種だ。

　中国長江三峡集団（China Three Gorges）の「カラチョウザメ研究所（Chinese Sturgeon Research Institute）」が、1984年の初放流以来、毎年放流を続け、今年は第62回に当たる。また、2009年から始めた交配種第二代の放流で、今年は放流数が最も多い。(c)CNS/JCM/AFPBB News