【4月27日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)衢州市(Quzhou)開化県(Kaihua)で作られていた「開化紙」は、「開花紙」や「桃花箋」とも呼ばれ、明・清代に書籍の印刷で用いられた。紙質はきめ細かく、清らかな白さとしっとりした柔らかさを持ち、薄さと強さを兼ね備えており、「貢紙」の別名もあったが、清代後期に流通が徐々に減少し、やがて姿を消してしまった。約2年前から国家図書館と復旦大学(Fudan University)中華古籍保護研究院の支援により、開化紙作りの伝統技術が民間職人の手で復活。紙の寿命は2800年以上に及ぶという。(c)Xinhua News/AFPBB News