【4月24日 AFP】今年11月に予定されている米大統領選で、民主党候補としての指名を確実にしているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)は23日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領(73)が自身の勝利のために選挙の延期を企図するだろうと予言した。

 バイデン氏は、献金を呼び掛けるインターネット上でのイベントで、「私の言葉を書き留めておいてほしい。トランプ氏は何とかして選挙を先延ばしにしようとすると思う。なぜ予定通りに実施できないか、理屈をこねてくるはずだ」との見方を示した。

 その上で、選挙の延期だけが「彼が勝利できるかもしれないと考える唯一の方法」だからだと指摘した。

 米国の有権者らの投票まで残り半年となり、トランプ氏の心はすでに選挙モードに入っている。

 しかし新型コロナウイルスの世界的な大流行と、23日に失業者が2640万人に達した現状では、トランプ氏の勝利への道のりは本人が予想する以上に険しくなる可能性がある。

 トランプ氏は、ホワイトハウス(White House)で連日開いている新型ウイルスに関する記者会見を、自らの支持集めに生かし、バイデン氏のような反トランプ勢力を攻撃する場に変えようとしていると批判を受けている。

 23日の会見でトランプ氏は、「メディアがフリーパスを与えている家の地下室に、寝ぼけた人がいる。その人物は新型ウイルスを理由に討論をしたがらない」と、外出自粛を行っているバイデン氏をあてこする発言を行った。

 これに対し、ネットイベントの代表取材によるとバイデン氏は、「ドナルド・トランプ氏と討論するのが待ち遠しい」と述べたという。

 ビデオ通話サービスの名称を列挙し「ズーム(Zoom)かスカイプ(Skype)、スラック(Slack)、ハングアウト(Hangout)でも、直接会ってもいい」としたバイデン氏は、「相手が望む時にいつでも、どこででも」討論する準備があると語ったとされる。(c)AFP