2020.04.30

CARS

メルセデスの大型SUV 新型GLSが日本にやってきた ラグジュアリーを極める

メルセデスSUVラインナップの旗艦車種、GLSがフルモデルチェンジ。大型SUVに相応しいラグジュアリー性を高めるため、進化を遂げた。



メルセデス・ベンツGLS580 4マチック・スポーツ。スタイリングはキャラクター・ラインが減り、線ではなく面で見せるすっきりとしたデザインになった。


インパネをはじめ、内装はGLEと共通項が多い。ハンドル位置はGLS400dが右、GLS580が左となる。



歴代モデル同様、3列シートの7名乗車を踏襲。GLEも3列だが、広さではGLSが大きく勝る。


初代メルセデス・ベンツGLから数えて新型で3代目。GLEのロング版という立ち位置は変わらず。機能面や内装などの多くをGLEと共有しつつ、ブラッシュアップが図られた。


最新の安全装備をはじめ、技術的なトピックは上級グレードに標準装備される「Eアクティブ・ボディ・コントロール」と呼ばれるアクティブ・サスペンション。空圧と油圧を組み合わせた、いわゆるハイドロニューマチックの採用により、車体の姿勢を安定させるだけでなく、逆ロールや1輪ごとのサスペンション・ストロークを変化させるなど積極的に車体を動かすことで、オンロードとオフロードの両面において操縦性と快適性を向上させている。


日本仕様は330ps/71.4kgmの3.0ℓ直6ディーゼル・ターボを積むGLS400dと489ps/71.4kgmの4.0ℓV8ツインターボと22ps/25.5kgmのモーターを持つ48VハイブリッドのGLS580スポーツの2タイプ。どちらも4WD+9段ATで、価格は400dが1263万円、580が1669万円となる。



メルセデス・ベンツGLS400d 4マチック。


文=新井一樹(ENGINE編集部)


(ENGINE2020年6月号)

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