【4月23日 AFP】米国防総省のジョン・ハイテン(John Hyten)統合参謀本部副議長(空軍大将)は22日、米軍は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が療養中で公務を執行できない、あるいは同国軍の統率力を失ったことを示唆する情報を持っていないと言明した。

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 ハイテン氏は記者会見で、金氏が今月手術を受け、現在も療養中の可能性があるとの報道について問われると「私はそのような筋書きを認める、あるいは否定する情報を持っていないと断言できる」と述べた。

「私は金正恩(朝鮮労働党委員長)が依然として、朝鮮の核戦力と軍事力を完全に統率していると想定している」とも明言。「私にはこう想定しない理由がない」と話した。(c)AFP