【4月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は17万4001人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計252万5240人の感染が確認され、少なくとも56万7400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 被害が最も深刻なのは米国で、死者数は4万3200人、感染者数は80万4194人、回復した人の数は少なくとも7万3533人。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万4648人、感染者数は18万3957人。

 以降はスペイン(死者2万1282人、感染者20万4178人)、フランス(死者2万796人、感染者15万8050人)、英国(死者1万7337人、感染者12万9044人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土ではこれまでに4632人の死亡と8万2758人の感染が発表された。

 地域別の死者数は、欧州が10万9381人(感染123万4340人)、米国・カナダが4万4982人(感染84万1584人)、アジアが7191人(感染17万4020人)、中東が5784人(感染13万3221人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が5377人(感染10万9739人)、アフリカが1195人(感染2万4409人)、オセアニアが91人(感染7927人)となっている。(c)AFP