【4月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は16万7594人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計243万7173人の感染が確認され、少なくとも54万5400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 被害が最も深刻な米国では、4万931人が死亡、76万6212人が感染。少なくとも7万1581人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万4114人、感染者数は18万1228人。

 以降はスペイン(死者2万852人、感染者20万210人)、フランス(死者2万265人、感染者15万5383人)、英国(死者1万6509人、感染者12万4743人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では4632人の死亡と8万2747人の感染が発表された。

 地域別の死者数は、欧州が10万5869人(感染120万2306人)、米国・カナダが4万2640人(感染80万2882人)、アジアが7068人(感染16万6994人)、中東が5675人(感染12万9268人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が5093人(感染10万4731人)、アフリカが1159人(感染2万3089人)、オセアニアが90人(感染7903人)となっている。(c)AFP