【4月20日 AFP】サッカーメキシコリーグは19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって経済面で打撃を受けたクラブを守るため、今後5シーズンにわたって1部と2部の間での昇格と降格を行わないと発表した。

 3月20日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示した後、初めて公の場に姿を見せた同リーグのエンリケ・ボニージャ(Enrique Bonilla)会長は、各クラブは感染が拡大する前のここ数シーズンでさえ、スポンサー契約やテレビ放映権による収入の減少に苦しんでいたと同日の電話会議で話した。

 ボニージャ会長はまた、3月中旬に中断された今シーズンの2部リーグについて、優勝チーム不在のまま打ち切りにすると正式に明かした。

 後期シーズンの第10節を終えた段階でストップした1部リーグについては、「保健省からのガイドライン」をいまだ待っている段階だという。(c)AFP