ネットでお墓参り 防疫にも役立つ 中国
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【4月23日 People’s Daily】故人をしのぶ清明節。湖南省(Hunan)衡陽市(Hengyang)の烈士陵園は厳粛な雰囲気に包まれ、人々が革命に殉じた烈士を供養していた。
「去年の清明節の3連休には合計2万人近い人がお墓参りに訪れた」と語るのは、この陵園管理所の蔡輝(Cai Hui)主任。今年は新型コロナウイルスへの感染予防対策として人々が密集する状況を回避するため、管理所は清明節の時期、入園制限を実施。3月28日から4月12日まで1日当たりの入園者数を800人以下とし、事前にインターネットで申し込んでもらうことにした。
蔡主任は「烈士をしのび、敬う風潮がますます強まっている。人々はぜひともここに来てお墓参りをしたいと思っているが、私たちとしてはやはり、人々が密集しないようにした」と述べた。その一方で蔡主任は、人々に適切な形で哀悼の意を表してもらうため、管理所が3月23日にインターネット上にお墓参りのサイトを立ち上げたことを紹介した。
管理所はこのサイトに96人の烈士のために「ネット記念館」を開設した。これにより人々はここで仮想の花や果物などを献上し、哀悼の意を表すことができるようになった。
烈士をしのぶだけではない。今年の清明節ではネット上で親しかった故人をしのぶことも流行した。
衡陽市石鼓区(Shigu)和平北路に住む陳さんは、今年は故郷に帰ることができなかったが、その代わりに湖南省民政局がサイト上に開設した「身内のお墓参り」サービスで祖母への気持ちをつづった。陳さんは「歳月がどれほど過ぎようとも、あなたへの思いは変わらない」と書いた。
このサイトは3月25日にサービスを開始、4月2日午前8時までに、記念館が5167館開設され、記念館訪問回数は30万7463回に達した。ネット上で仮想の花や果物が献上された回数は42万7314回に上った。(c)People's Daily/AFPBB News