【4月18日 AFP】ダーツの世界大会、PDCワールド・ダーツ・チャンピオンシップ(PDC World Darts Championship)で通算2度の優勝を誇るゲイリー・アンダーソン(Gary Anderson、スコットランド)が、自宅のWiFiの接続が「十分に安定」していないことを理由に、大会の棄権を余儀なくされた。

 主催者のプロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション(PDC)は今週、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)で通常の大会が延期となっている中、選手たちが自宅から32日連続で競う新シリーズ「PDCホームツアー(PDC Home Tour)」を発表した。

 しかし、2015年と2016年の世界選手権覇者である49歳のアンダーソンは、思いもよらない状況で大会を棄権することになった。

 アンダーソンは英大衆紙サン(Sun)に対して、「出場を目指していたが、自宅のWiFiを試してみたら、とにかく接続が安定していなかった」「驚いてはいない。ネットで料金を払うのさえてこずっているからね。本当にいらいらするよ」と語った。

「参加したかった。競技方法も勝つのもいつもとは違うものになっていただろう」

 PDCのバリー・ハーン(Barry Hearn)会長は先日、オンラインで生配信されるPDCホームツアーを立ち上げ、選手たちがビデオリンクで1対1の勝負を行うと発表。英ラジオ局トークスポーツ(talkSPORT)で、「この大会はちょっとした笑顔をもたらし、この先の楽しみを与えてくれるものになるだろう」と話していた。

 さらにハーン会長は、アンダーソンにとってすべての希望が失われたわけではないと補足し、「同じようなケースが何人かいて、われわれは手助けを試みたり、中継器の設置に関して話したりしている。技術的に協力できることはある」「(世界ランキング1位の)マイケル・ヴァン・ガーウェン(Michael van Gerwen、オランダ)は赤ちゃんが生まれたばかりで、彼の家もてんてこ舞いとなっている」と述べた。(c)AFP