【4月17日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)都江堰市(Dujiangyan)の竜渓・虹口国家級自然保護区で10日、竜池エリアに設置した赤外線カメラのデータを竜池保護ステーションの作業員が回収したところ、うち1台に雌のジャイアントパンダが子パンダを連れて散歩している様子が映っているのを見つけた。同保護区で親子連れのパンダが野外で撮影されたのは初めてだという。

 同ステーションの責任者、朱大海(Zhu Dahai)さんによると、竜池の小草坡(Xiaocaopo)エリアの標高2500~2800メートル地点に設置した複数のカメラが昨年10月から今年3月にかけて、野生のパンダの活動を何度も撮影した。

 同保護区で同じ期間にこれほど多くのパンダのあらゆる生活の姿が映像に収められたのは初めて。同保護区の管理が著しい成果を挙げ、パンダの生息地が良好に保護されていることを示している。(c)Xinhua News/AFPBB News