【4月16日 Xinhua News】新型コロナウイルス感染症の流行で自宅で過ごす時間が増える中、中国人の平均映画観賞本数が2月と3月、前年同期と比べて増加していたことが最近の調査で明らかになった。

 この調査は、中国の映画専門家協会に当たる中国電影家協会と、オンラインチケットサービスの猫眼電影が1530人を対象に実施。回答者の映画館以外での平均観賞本数は、2月が7本、3月が6本だった。

 調査結果は、テレビまたはオンラインでの観賞本数の増加を示しており、ゆくゆくは映画観賞の習慣化につながるという。

 さらに、回答者の70%超は、ますます一般的な選択肢となっている有料動画配信サービスで映画を観賞していた。

 中国国内における新型コロナの流行が引き続き改善傾向を示す中、多くの人々が映画館での観賞を楽しみにしており、回答者の34%は、映画館での観賞に「非常に高い」期待を寄せていると回答した。

 回答者の60%近くは、適切な新型コロナ対策と割引が実施されれば、もっと映画館に行きたくなると回答した。(c)Xinhua News/AFPBB News