【4月16日 Xinhua News】中国の電気通信事業を手がける各社が2020年内に、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)での5G技術普及に14億4000万元(1元=約15円)近くを投資し、基地局4010カ所を建設する予定を立てている。

 同自治区では2019年、情報通信各社が1億2600万元を投資して試験用、あるいは商用化に向けた試験用の基地局518カ所を建設し、ウルムチ(Urumqi)は10月、中国の商用5G開始第1陣を担う数十都市の一つとなった。

 現地の通信当局によると、5G技術はまず自治区内の工業園区と観光地で導入していき、基地局を年末までに自治区内で4528カ所、ウルムチ市内で2212カ所に増やすことを目指す。

 自治区内には2月末の時点で、モバイル機器を使ったインターネット利用者が2000万人以上、5Gパッケージプランの利用者が7万人近くいる。(c)Xinhua News/AFPBB News