【4月15日 AFP】米軍制服組トップのマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長は14日、北朝鮮が日本海に向けて発射したミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体について、国防総省は特に脅威とみなしていないとして重要視しない構えを示した。

 ミリー氏は飛翔体について、「短距離だった。特に大型なわけでもない」と述べた。 さらに、国防総省がデータを分析中だと説明する一方、「米国にとって特に挑発的でも脅威でもない」との見解を示した。

 ミリー氏は、「米国に対する意図的な挑発ではなく、北朝鮮国内で行われている何らかの祝賀行事に関連している可能性がある」と指摘した。北朝鮮は翌15日に、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の祖父、故金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)国家主席の生誕108周年を控えていた。(c)AFP