ロンドン・マラソン元王者を暫定資格停止 生体パスポートに異常
発信地:パリ/フランス
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【4月15日 AFP】ケニアの長距離ランナーで、2017年のロンドン・マラソン(London Marathon 2017)王者のダニエル・ワンジル(Daniel Wanjiru)が、生体パスポートに異常がみられたため暫定的な資格停止処分を科された。陸上競技の不正防止機関「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」が14日に発表した。
27歳のワンジルは、2017年に権威あるロンドン・マラソンを制し、2018年のニューヨークシティマラソン(New York City Marathon 2018)では5位に入っていた。
AIUはツイッター(Twitter)で「マラソンのダニエル・ワンジルに対して、ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)の定める生体パスポート規則への違反があったため、暫定的な資格停止処分を即時発効する」と発表した。
具体的には、「禁止薬物、または禁止されている手法を使った」ため資格停止となった。(c)AFP