【4月15日 AFP】(写真追加)韓国で15日、総選挙の投票が始まった。新型コロナウイルスの流行下にあるが、高い投票率が予想されている。投票所では有権者への検温が行われ、熱がある人には別の投票ブースが設けられているほか、隔離中の人には特別な投票所が設置されている。

 新型コロナウイルスの世界的な大流行が始まって以来、国政選挙を実施する国は韓国が初めて。選挙活動同様、投票に関しても複合的な新型コロナウイルス対策が講じられている。

 有権者数は4390万人で、投票は15日午前6時に始まった。

 投票所では全員がマスクの着用と体温の測定が義務付けられている。熱があることが分かった人は別のブースで投票を行い、ブースは使用後毎回消毒される。

 また有権者には、投票所で手を消毒した後にプラスチック製の手袋をはめることや、対人距離を1メートル以上保つことが求められている。(c)AFP/Sunghee Hwang