【4月18日 CNS】上海交響楽団のコンサートホールは日本の建築学の大家、磯崎新(Arata Isozaki)の設計で、中国・上海市徐匯区(Xuhui)復興中路の「歴史文化風貌保護区」にある。建物の形状は大きな馬のくらかカモメが空を舞う姿に似ている。

 中国初の完全に防振台の上に浮かんだ構造の建築物で、やはり中国初の「3D全方位音声技術」が使われた専門的なホールである。

 面白いのは、ホールが2014年に開場した際、ニックネームを一般公募したが、「ワンタンの皮」が最高得票数を勝ち取ったことだ。

 また、最近インターネット上には「一杯のワンタン」というタグで、すぐこのホールの情報につながるインスタントアプリも登場している。(c)CNS/JCM/AFPBB News