【4月14日 AFP】アメリカンフットボールリーグのXFLは13日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってシーズンが中断していた同リーグは、数日前に業務を停止したばかりだった。

 米プロレス団体WWEのビンス・マクマホン(Vince McMahon)最高経営責任者(CEO)が創設したXFLは、2001年に1シーズンだけ行われた後、今季から復活を果たし、全8チームがそれぞれ10試合を行う予定だった。

 ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が圧倒的な人気を誇る米国ですでに苦戦を強いられていたXFLは、第5週を終えた段階で中断となり、2度目となるシーズンの再開を誓っていた。しかし10日には業務を停止し、全従業員を一時解雇していた。

 XFLは発表文の中で「残念ながら、新規事業であるわれわれは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危機による経済面での深刻な影響や不確実性と無関係ではなかった」と記した。(c)AFP