【4月14日 AFP】イタリア人テノール歌手のアンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)氏が12日夜、キリスト教のイースター(Easter、復活祭)に合わせて無人のミラノ大聖堂(ドゥオモ、Duomo)からソロコンサートを生配信し、新型コロナウイルス流行を受けて外出制限下にある全世界の人々に歌声を届けた。

Music for Hope(希望の音楽)」と題されたこの日の公演はユーチューブ(YouTube)で配信され、再生回数は既に2200万回を超えた。

 ボチェッリ氏は、荘厳なゴシック様式の大聖堂内でオルガンの伴奏に乗せて4曲歌い、最後に大聖堂前の石段に出て「アメージング・グレース(Amazing Grace)」を歌った。配信映像では、屋外で歌う同氏の姿にパリやロンドン、ニューヨークの人影が消えた街並みの映像が重ねて映し出された。

 動画ではコンサートの前にボチェッリ氏のメッセージが流れた。「死に勝利した命への信仰を祝う日に、ミラノ市とドゥオモの招待に『はい』と答えるのは光栄であり、喜びです」と同氏は語り、「音楽が生配信されることによって、世界中の人々が手をつなぎ、傷ついた地球の脈打つ心臓を抱きしめることができます」と述べた。

 映像は「アヴェ・マリア(Ave Maria)」や「アメージング・グレース」を歌い上げるボチェッリ氏、12日公開。(c)AFP