【4月13日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会医政医管局の焦雅輝(Jiao Yahui)監察専門員は11日、武漢市(Wuhan)の新型コロナウイルス患者のうち100歳を超える高齢者が8人いたと明らかにした。うち7人は既に治癒・退院しており、最高齢者は108歳だった。

 焦氏は、武漢の新型コロナ患者の治癒率が94%で、うち80歳以上の高齢者でも70%近くに達したと説明。非常に得難い成果だと述べた。80歳以上の高齢患者が累計3000人余りで、重症化率は約40%だったことも明らかにした。

「治癒率を高め、死亡率を下げることは医療の根本であり重点でもある。重症、重篤の高齢患者には基礎疾患がある人が多く、治療が困難になる」とも指摘。高齢者の9割以上は基礎疾患の合併症を起こしており、一部の重症患者は入院期間が50~60日に達したこともあると語った。

 北京協和医院集中治療医学科主任の杜斌(Du Bin)教授は高齢患者について、若い患者に比べ心臓・脳血管疾患や肺疾患がある患者が多く、これらの疾患がなくとも多くの臓器で機能が低下していると指摘。医学的には病因の治療のほかにも臓器の維持治療が特に重要になる点が若い患者と大きく異なると説明した。

 焦氏はまた、武漢での治療で軽症患者と重症患者を分ける分級治療を実施したと説明。65歳未満で基礎疾患がない軽症患者は臨時医療施設に収容し、65歳以上の患者は基礎疾患を多く伴うことから、一般的に条件が整った病院での入院治療を実施したと語った。(c)Xinhua News/AFPBB News