【4月13日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)の白水江国家級自然保護区管理局が設置したジャイアントパンダ生息地空間データ動態モニタリングシステムが7日、雪の上を歩き回る野生のパンダをリアルタイムで記録することに成功した。撮影された映像では、野生のパンダ1頭が行ったり来たりした後、一筋の足跡を残して去って行く。

 システムは野生のパンダの分布状況を遠隔監視できる新技術で、同管理局と志成信科科技が共同開発した。野外に設置された赤外線カメラが熱源を感知し、野生のパンダの活動状況をリアルタイムで録画する。

 同システムを導入した昨年末以降、野生のパンダの珍しい映像がすでに数十回撮影されているという。(c)Xinhua News/AFPBB News