【4月10日 AFP】米メディアは9日、同国プロバスケットボール(NBA)の選手が15日に給与全額を受け取ることになるものの、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)でシーズンが中断されている中、今後は減給される可能性があると報じた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNと地方紙フィラデルフィア・インクワイアラー(Philadelphia Inquirer)は、リーグ関係者の話として、選手は15日に通常通り給与が支払われることになったと伝えた。

 次の給料日に向けて、リーグと選手協会(NBPA)は給与の減額率について交渉していたが、選手協会は7日、代理人に対して、シーズンが中止となった場合はオーナーが残りの給与を25パーセント減額できると再び伝えていた。

 これに先立ち、NBAのアダム・シルバー(Adam Silver)コミッショナーは6日、リーグの再開時期やその方法については5月まで決断できない見通しを立てた。今季のレギュラーシーズンは15日に終了し、18日にプレーオフが開幕する予定となっていた。(c)AFP