【4月13日 CNS】「食べ物を卓上に並べる際には『取り箸』と『取りさじ(取り分け用スプーン)』を忘れずに」。中国・浙江省(Zhejiang)寧波市(Ningpo)九竜湖鎮(Jiulonghu)の田舎体験を楽しめる民宿「農家楽」の団体「農家楽連盟」の責任者、陳月波(Chen Yuebo)さんは先ごろ、宣伝用のポスターを携え、村の民宿に赴き「取り箸運動」の宣伝を行った。

 新型コロナウイルス感染拡大の中で、人々は食事の安全性を強く求めるようになっている。現在、寧波の飲食業の経営者グループ、学生、ボランティアらは「一つの料理に一つの取り箸、一つのスープに一つの取りさじ」を提唱し、安全な食べ方をするよう呼び掛けている。

「客は初めは慣れないのでぎこちないですが、すぐに慣れて使うようになる」と、自身も農家楽の経営者である陳さんは話す。「今では、たくさんのオーナーが自発的に異なる色の箸を購入し、客が使い分けしやすいように考えている」

 健康意識の向上に伴い、専門業者としての自覚が高まった他、子どもらも次々に参加するようになった。最近、余姚市(Yuyao)第二実験小学校でも「取り箸と取りさじで皆が健康」と名付けた運動が始まった。

 同時に、ボランティアも動き出している。ここ数日、寧波市の「イエロー・リュック」ボランティアチームは、地元の複数の都市と連携して「取り箸行動」を推進し、安全な食べ方を呼びかけている。

 ボランティアの安然(An Ran)さんは「自分の口につけた箸には、ピロリ菌が潜んでいるかもしれない。取り箸や取りさじを使えば、細菌やウイルスの感染を避けることができる」と説明した。(c)CNS/JCM/AFPBB News