【4月9日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)閩侯県(Minhou)白沙鎮(Baisha)井下村(Jinxia)にある1軒の古い建物で、十数人の自閉症の子どもたちが療養生活を送っている。ここは曹芳(Cao Fang)さんが立ち上げた「放星家園」で、「農業療法」を採用し、地道な農作業を通じて子どもたちが社会に向けて心の窓を開き、命の価値を輝かせることを目指している。

 放星家園は2017年、山と川に囲まれた小さな村でオープンした。子どもたちはここで言語能力や文化的知識、身体能力などの回復訓練を行いながら、農作物を育てたり、地元農家の収穫の手伝いなどをしている。

 曹さんは「将来的には放星家園の規模を拡大し、より多くの自閉症の子どもたちを支援して、彼らの未来の夢ある道を切り開きたい」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News