【4月8日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督や複数の選手が、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)のガイドラインに違反しているとみられる写真と動画がソーシャルメディア上に出回った。これを受けてクラブは7日、新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)期間中に責任ある行動を取るよう選手に注意した。

 モウリーニョ監督は、ロンドン北部でタンギ・エンドンベレ(Tanguy Ndombele)とトレーニングに臨んでいる姿が撮影されており、ダビンソン・サンチェス(Davinson Sanchez)とライアン・セセニョン(Ryan Sessegnon)も同じ公園で並んで走っている様子が目撃されている。

 またセルジュ・オリエ(Serge Aurier)は、他の人と一緒にジョギングしている映像をインスタグラム(Instagram)に投稿した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行によりプレミアリーグは3月中旬から中断している。

 感染拡大を受け、英国ではさまざまな厳格な措置が取られており、散歩や運動のために1日1回の外出は認められているが、他の世帯の人と一緒にいる場合は最低でも2メートル離れていなければならないことになっている。

 トッテナムの広報担当者は「外で運動する場合はソーシャル・ディスタンシングをしっかり守るよう、選手全員が注意を受けた」「われわれはこのメッセージを強化し続ける」とコメントした。(c)AFP