【4月7日 AFP】フランス・ラグビー連盟(FFR)のベルナール・ラポルト(Bernard Laporte)会長が、ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup)に代わり、クラブ版のW杯(Rugby World Cup)の開催を提案している。

 フランス代表の元指揮官であるラポルト会長は、6日付の仏ラグビー専門紙ミディオリンピック(Midi Olympique)とのインタビューで、「率直に話そう。あれ(チャンピオンズカップ)は十分な収入を生み出さない」と話すと、「ワールドラグビー(World Rugby)は、伝統的なW杯がある時期を除き、毎年クラブW杯を開催すべきだ」と訴えた。

 来月13日に行われるワールドラグビーの副会長選に出馬予定のラポルト会長の構想では、大会フォーマットは4年に1度開催されているW杯に倣ったものになるといい、「W杯の現存レベルをたたき台にできる。20チームを5クラブずつ4プールに分け、決勝トーナメントは準々決勝、準決勝、そして決勝と段階を踏んでいく」「大会期間は6週間に収めなければならない」という。

「フランス・トップ14やイングランド・プレミアシップの各4強、スーパーラグビー(Super Rugby)の上位6チーム、スコットランドリーグの4強、そして日本や米国のリーグ優勝チームが出場権を獲得するのが、よく想像できる」「この大会をすぐに立ち上げるべきだ。ラグビー界に新鮮な空気をもたらすだろう」

 ミディオリンピック紙の試算によると、クラブW杯が開催されれば年間3億ユーロから5億ユーロ(約355億円から約590億円)がもたらされる可能性があるという。

 トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)を率いてチャンピオンズカップを通算3度制した実績を持つラポルト会長は、「これ以上、過密なカレンダーを望まないのであれば、チャンピオンズカップをなくすべきだ。それは間違いない」との認識を示した。

 また、「この欧州大会は素晴らしいものだ。トゥーロン時代に私は3度トロフィーを掲げることができたし、この大会が提供できるものも分かっている」と話した後、大会の収入が限られていることを嘆きつつ、「チャンピオンズカップがなくなれば、週末が九つ空くことになる」と語った。(c)AFP