【4月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は6日、新型コロナウイルスに感染していたジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の母親が亡くなったと発表した。82歳だった。

 シティは発表文の中で「ペップ(グアルディオラ監督の愛称)の母親で、コロナウイルスに感染していたドロース・サラ・カリオ(Dolors Sala Carrio)さんが、バルセロナ(Barcelona)のマンレサ(Manresa)で本日亡くなった。マンチェスター・シティファミリーは、この報告をすることになり、非常にショックを受けている」と記した。

「クラブ関係者一同、最もつらいときを過ごしているペップやご家族、すべてのご友人に心からのお悔やみを申し上げる」

 49歳のグアルディオラ監督は先月、母国スペインにおける新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)対策として医療機器を購入できるよう、100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付。また、家にとどまることをファンに促すシティの取り組みの一環として、映像にも出演していた。

 スペインでは6日、新型コロナウイルス関連の1日の死者数が637人を記録。2日には最多となる950人が亡くなっていたが、その後は4日連続の減少となり、ここ約2週間では最少の死者数となった。

 スペインではこれまでに1万3055人が亡くなっており、イタリアに次いで世界で2番目に死者数が多い。(c)AFP