【4月5日 Xinhua News】新型コロナウイルスによる感染と最前線で闘う中国科学技術大学（University of Science and Technology of China）付属第一医院（安徽省立病院）の専門家7人が2日午後、ロシア、パキスタン、インド、ポーランド、スイス、ドイツ、英国の7カ国70カ所以上の病院の関係者とテレビ会議を行った。新型肺炎患者の治療経験を各病院の医療専門家と共有し、感染予防・抑制措置について各国が関心を持つ問題についてオンラインで交流した。

　同医院の医師らはまた、感染予防・治療、患者のスクリーニング検査やウイルス検査、軽症・重症患者の治療の違い、退院基準など海外の医師からの質問に一つ一つ詳細に答えた。

　同医院の執行院長を務める劉連新教授は「これまでの新型肺炎との闘いで蓄積した豊富な経験を各国の同業者と共有し、世界が感染に打ち勝つための力になりたい」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News