【4月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は5万7474人となっている。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに188の国・地域で計108万2470人余りの感染が確認され、少なくとも20万5400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では現在、入院が必要な人に対してのみ検査を実施している。

 2月に国内初の死者が出たイタリアでは1万4681人が死亡、11万9827人の感染が確認され、1万9758人が回復した。

 スペインの死者数は1万935人、感染者数は11万7710人。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3322人の死亡と8万1620人の感染が発表され、うち7万6571人が回復したとされている。

 フランスの死者数は6507人、感染者数は8万3165人。

 米国では世界最多の26万1438人の感染が確認され、うち6699人が死亡、9428人が回復した。

 日本時間3日午前4時以降に初の死者が出た国や地域は、キルギス、ラトビア、リビア、米領・北マリアナ諸島(Northern Mariana Islands)。

 地域別の死者数は、欧州が4万1985人(感染58万7386人)、米国・カナダが6865人(感染27万3199人)、アジアが4082人(感染11万4493人)、中東が3451人(感染6万7739人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が735人(感染2万5839人)、アフリカが323人(感染7592人)、オセアニアが33人(感染6228人)となっている。(c)AFP