【4月6日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)の陝西歴史博物館には、墓を守る目的で埋納された「天王俑(てんのうよう)」が展示されている。天王俑は唐の第3代皇帝、高宗の時代のものが最も古いとされる。天王俑と鎮墓獣は魔よけと墓室の安全保護のため、墓の入り口内側に対称に配置され、被葬者の魂の平安を守った。天王俑の多くは勇ましい顔立ちに厳しい表情を浮かべ、力強さを表現しており、仏教の影響下で現実の戦士のイメージに芸術的誇張を加えて制作されたと考えられている。(c)Xinhua News/AFPBB News