【4月2日 AFP】ボクシング、WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)は1日、新型コロナウイルスによって「親しい人たちを亡くした」と明かした。

 ジョシュアがIBFの指名挑戦者クブラト・プレフ(Kubrat Pulev、ブルガリア)を迎える防衛戦は6月に行われる予定だったが、この一戦は同ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって延期になるとみられている。

 30歳のジョシュアは自身のユーチューブ(YouTube)チャンネルで「世界中の皆さんに伝えたい。とにかく皆さんが元気でいることを願っているし、自分も安全を心がける」と語った。

「近親者は健在だが、ボクシングジムの親しい人や仲の良い友人、また友人の友人が亡くなった。自分の周囲に影響が及び始めれば、深刻なものになる」

 ジョシュアはまた、外出禁止の状況下で日々のルーティンをこなせていないと認めた。

「今すぐに外出してオフロードバイクに乗ったり、仲間と会ったり、スパーリングをしたり、ジムに行ったりしたい。俺のような反抗的な人間でさえ、適切なことをするためにガイドラインを守ろうとしている」 (c)AFP