【4月2日 AFP】(更新)AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は4万5719人となっている。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに187の国・地域で少なくとも計90万5580人の感染が確認された。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では現在、入院が必要な人に対してのみ検査を実施している。

 過去24時間で死亡した人の数が多いのは米国の1036人、スペインの864人、イタリアの727人。

 最も被害が深刻なのは、2月に国内初の死者が出たイタリアで、死者数は1万3115人、感染者数は11万574人。

 次に被害が大きなスペインの死者数は9053人、感染者数は10万2136人。その次は米国(死者4476人、感染者20万3608人)、フランス(死者4032人、感染者5万6989人)、香港とマカオ(Macau)を除く中国本土(死者3312人、感染者8万1554人)となっている。

 日本時間1日午前4時以降に初の死者が出た国は、コンゴ共和国、オマーン、スロバキア、ボツワナ、セネガル、エルサルバドル。

 地域別の死者数は、欧州が3万3245人(感染49万484人)、米国・カナダが4587人(感染21万3134人)、アジアが3942人(感染11万570人)、中東が3160人(感染5万9541人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が538人(感染2万83人)、アフリカが223人(感染6198人)、オセアニアが24人(感染5579人)となっている。(c)AFP