【4月1日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)各チームのオーナーは31日、来シーズンからプレーオフに進出するチーム数を12から14に拡大することを投票で決めたと、同リーグの公式ウェブサイトが発表した。

 この決定は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって中止になったNFL年次会合の代わりに開かれた電話会議で下され、ロジャー・グッデル(Roger Goodell)コミッショナーのほか、各クラブのオーナーが出席した。

 新たなフォーマットでは、両カンファレンスから7チームずつがプレーオフに進出する。これまでは各カンファレンスの第1、第2シードがプレーオフ1回戦を免除されていたが、これからは第1シードのみとなる。

 今回の変更には、全32チームのオーナーの4分の3の承認を得る必要があった。

 これにより、NFLでは43.7パーセントのチームがプレーオフに進むことになる。

 北米スポーツでプレーオフに進出するチームの割合は、米大リーグ(MLB)が33.3パーセント、北米アイスホッケーリーグ(NHL)が51.6パーセント、米プロバスケットボール(NBA)が53.3パーセントとなっている。(c)AFP