【4月5日 CNS】中国・広東省(Guangdong)の広州白雲空港(Guangzhou Baiyun International Airport)で扱う一日の貨物運送量が、先月26日に約1500トンまで達し、新型コロナウイルス発生前の7割までに回復した。

 広州白雲国際空港では、航空会社約20社と貨物運送代理店約80社が物流輸送を担っており、貨物運航便は営業再開初期の一日約100便から約300便に増えた。

 新型コロナウイルスの世界的流行により多くの旅客便が欠航する一方、貨物便の需要は増加している。空港から輸出される商品は医薬品、電子機器、衣料品など。タイ、日本、カンボジア、韓国、マレーシア、ベルギーなど十数か国の39都市に輸出されている。

 先月26日までに累計663トンの医療物資が海外に運ばれた。このうち113トンは各国を支援するため寄贈された物資という。(c)CNS/JCM/AFPBB News