【3月31日 CNS】新型コロナウイルス感染の流行のため閉鎖されていた中国・北京市郊外の万里の長城(Great Wall)八達嶺長城(Badaling Great Wall)の一部で24日から、観光客の受け入れが再開された。

 北京市延慶区(Yanqing)八達嶺特区事務室によると、再開は八達嶺の北6楼から南5楼までの間で、観光客は通常の30%に制限する。事前に実名でチケットを予約し、検温を受けてからマスクを着用しながら観光する。観光客は他の客と1メートル以上の距離を取り、指定のルートに基づいて観光した。

 八達嶺は万里の長城の中でも北京中心部に近く、最も人気のある区間。制限付きでも、観光客は中国が誇る世界遺産を楽しんでいた。(c)CNS/JCM/AFPBB News