【3月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)などでプレーし、現在は中国で指導者を務めるステフォン・マーブリー(Stephon Marbury)氏が、マスク1000万枚を故郷の米ニューヨークへ提供する契約を中国のメーカーと結んだと話した。

 米紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)の29日の報道によると、マーブリー氏は、米国の新型コロナウイルス感染拡大の中心地であるニューヨークで働く病院スタッフや救急隊員に、卸値でマスクを供給する契約を結んだという。

 マーブリー氏は「結局のところ、私はブルックリン(Brooklyn)出身なんだ」「ニューヨークを助けられるなら、心の底からそうしたいと思う」「自分もコニーアイランド(Coney Island)にたくさん家族がいて、みんな影響を受けている。だから、人々に今マスクを届けるのがどれだけ重要かも分かっている」と話した。

 ニューヨークの医療従事者に欠かせないマスクの値段が急騰している話を聞いたマーブリー氏は、ブルックリンのエリック・アダムス(Eric Adams)区長に連絡をとって売買の仲立ちをした。マスクは200万枚ずつ、5週間に分けて出荷されるという。

 マーブリー氏はNBAで13シーズンを過ごし、ニックスには5シーズン所属した。その後は中国で長くプレーし、現在は北京控股コウ龍籃球倶楽部(Beijing Royal Fighters)でヘッドコーチ(HC)を務めている。(c)AFP