【3月30日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)に本社を置くゲノム解析大手、華大基因(BGI)グループは27日、同社の新型コロナウイルス検査キットが、米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得たと発表した。

 BGIによると、これは同社が開発した新型コロナウイルスを検出する蛍光リアルタイムRT-PCRキットが正式に米国の臨床医療市場に参入する資格を得たことを意味するという。

 この検査キットは、中国国家薬品監督管理局から緊急承認を得た後、CE-IVDの認証も受け、1月中旬に研究開発が終わった。

 華大基因の尹燁(Yin Ye)最高経営責任者(CEO)は、検査キットがFDAに承認されたことで、米国民に高品質で迅速な検査サービスを提供できると語った。また「核酸検査は、スクリーニングや医療専門家の迅速な対応を助けることができ、ウイルスのまん延の抑制に役立つ」との見方を示した。

 BGIはこれまでに700万個を超える検査キットを生産した。新型コロナとの闘いにおいて、中国国内で約58万人の検査に使われ、全国の業務や操業の再開に貢献した。

 この検査キットは、日本やブルネイ、タイ、アラブ首長国連邦、エジプト、ペルーなど70カ国・地域で使用されている。(c)Xinhua News/AFPBB News