米NY州、大統領選予備選を2か月近く延期 6月に実施へ
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【3月29日 AFP】米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は28日、米大統領選の候補者を選ぶ同州の予備選を、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念を理由に、2か月近く延期すると発表した。
予備選投票は4月28日に予定されていたが、6月23日に変更するという。
他州でも予備選の延期が決定されたものの、同国で最も被害の大きいニューヨーク州では、より長期間の延期となった。
ニューヨーク州以外に感染の被害が大きいカリフォルニア州では3月3日に、ワシントン州では同10日にすでに予備選投票が実施された。またニュージャージー州では、6月2日に投票が実施される予定となっている。
クオモ知事は新型ウイルスの感染拡大に関する定例記者会見で、「投票のために1か所に多くの人を集めることは賢明とは思えない」と話した。
ニューヨーク州ではこれまで、感染者は5万2318人に上り、死者数が728人となっている。(c)AFP