【3月28日 Xinhua News】中国の大手IT企業、騰訊控股(テンセント、Tencent)と網易(ネットイース、NetEase)が、世界中のアプリパブリッシャー(アプリ提供企業)の昨年の収益ランキングで1位と2位を獲得した。

 世界中のアプリ市場データを提供しているアップアニーによるアプリパブリッシャー上位52社ランキングで、テンセントとネットイースは2年連続で上位2位に選ばれ、米ゲーム制作会社アクティビジョン・ブリザードは2年連続で3位になった。

 同ランキングには計11社の中国企業が選出され、アジアの5社がトップ10入りしている。

 テンセントは先週、株主に帰属する利益が前年比19%増の933億元(1元=約16円)であることを発表。同社の年次会計報告書によると、2019年の営業収益合計は前年比21%増の3773億元だった。一方のネットイースは、2019年の純利益は15.7%増であることを発表している。

 アップアニーのランキングは、昨年1月1日から12月31日までのiOSとグーグルプレイのアプリストアの包括収益を基にしている。(c)Xinhua News/AFPBB News