ボルボ傘下のハイパフォーマンス・ブランド、ポールスターが次世代を見据えたコンセプト・カー、"プリセプト"を発表した。2017年秋に上海でお披露目されたPHEVクーペのポールスター1、2019年のフランクフルト・ショウで公開した純EVで5ドア・ファストバックのポールスター2に続く第3のモデルで、4ドアのグランドツアラーである。

ボルボおよびポールスター各車で採用された、北欧神話に由来するトールハンマーと呼ばれるT字型のヘッドライトLEDは上下に分割。グリルを廃し、ノーズに運転支援システム用の各装備を配置する。リア・ウィンドウはなく、ルーフ・ガラス後端からすぐテールゲートが連なり、後方と斜め後ろ方向の視界はカメラとモニターが請け負う。運転手の視線モニタリング・システムやGoogleとコラボした新たなインターフェイスも備わる。かつてボルボのコンセプト・クーペはポールスター1として実現したが、プリセプトも市販化の可能性は高い。また内外のデザインも同様に、ボルボ次世代モデルに影響を与えるに違いない。

文=上田純一郎(ENGINE編集部)

(ENGINE2020年5月号)