【3月24日 Xinhua News】感染症対策が進む中、中国天津市(Tianjin)の天津ハイテク産業開発区にある天津天堰科技は、公共の場における体温検査や主要通路の消毒といった需要に応えるため、感染症対策スマート装置「移動式体温測定消毒一体型ゲート」を開発、生産を開始した。 

 技術開発部門の責任者によると、同装置は非接触型の赤外線体温測定機能を採用、測定時間は1秒未満、誤差は0.2度に抑えられている。異常発熱を検知すると、自動で音声と光によるアラートを出す。センサー式の手指消毒機能と超音波噴霧化式消毒システムを搭載し、体全体を安全に消毒できる。また紫外線ランプによる消毒機能も備えており、装置自体を清潔な状態に保つことができる。(c)Xinhua News/AFPBB News