【3月24日 Xinhua News】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)は19日、パキスタンの首都イスラマバードで、同国の公共医療・規制調整省に遠隔医療ビデオ会議システム9セットを寄贈した。同国衛生部門間のリアルタイム通信の効率を向上させ、新型コロナウイルスの感染対策でオンラインによる指示と調整の実現をサポートする。

 同社は今回、パキスタンに対し30万ドル(1ドル=約110円)相当の機材を2回に分けて提供する。同国のザファル・ミルザ(Zafar Mirza)首相特別補佐官(保健担当)は、同社に感謝の意を表し、現在パキスタンが困難な時期にあり、ファーウェイがわれわれと手を携えて協力することを希望すると述べた。特別補佐官はまた、ファーウェイがパキスタンの遠隔医療建設プロジェクトに参画するよう希望すると表明した。

 同社が寄付した遠隔医療ビデオ会議システムは、感染症の予防・抑制や遠隔診療、遠隔モニタリング、医療従事者の研修、遠隔家庭訪問など多くの機能を備えている。(c)Xinhua News/AFPBB News